日本での英語力はゼロ、初めはワーキングホリデーで気軽な気持ちでのスタートでした。OSCからは日本人スタッフがいて、安心して過ごせる学校を紹介していただきました。それでも、ワーキングホリデー中に得た英語だけでは不十分と感じ、学生として英語をしっかり学ぼうと思い、現地でビザを切り替えて、さらに英語を学ぶことに。
学校スタッフから日本で正看護師の資格と2年以上の実務経験があれば看護学部へ編入出来ると聞き、まずはディプロマ入学に必要なIELTSを取得しました。その後ACU上級ディプロマ（1年）→看護学部の2年の学位を終えて、ようやく念願のオーストラリアの正看護師資格と永住権取得することが出来ました。ワーキングホリデー滞在中に得た英語は全く役に立たなかったので（笑）語学コースでは実践的な力を付けるため、集中的にやりましたが、アカデミック英語には苦労しました。大学のコースは全ての科目で医療英語に四苦八苦！本当によく勉強しましたね。
大変なことは多かったですが、これから看護留学される方、あきらめずに頑張って下さい！きっとオーストラリアで看護師になれると思います。オーストラリアだけではなく、世界中での看護も夢ではないと思いますよ！

Q1　大学はどこへ通いましたか？また学校の印象も教えて下さい。
ACU（オーストラリア・カソリック大学）です。ノースシドニーにある小さなキャンパスだったので、学生の講師の方々もとてもフレンドリーでした。オフィスの日本人スタッフの方も親切で、困ったときはいつも助けていただきました。
Q2　休日はどんな風に過ごしていましたか？
友人と映画、ショッピング、食事（シドニーにはいろいろな国の料理があります）したりです。またビーチに行ったり、バーベキューもしました。
Q3　語学コースでの授業のカリキュラムはどんなものでしたか？
一般英語は読み・書き・話す、それにゲームを授業に取り入れたりして学びました。アカデミックでは専門用語・速読・ノートの取り方・論文の書き方・プレゼンテーションの方法などです。どちらかと言うと読む・書く・聞くを中心に勉強していたと思います。後は、資料の収集方法も学びました。
Q4　大学の実習の様子について教えて下さい。
日本の看護学校と基本的に学ぶことは同じですが、こちらでは日本よりものびのびと自由に実習が行われてると思います。病院実習では日本と全く違います。学ぶ、といういよりもスタッフの一員として働いていると感じました（笑）。
Q5　留学して一番辛かった出来事は何ですか？
コミュニケーションが上手くとれず、辛い思いは何回もしました。会話の途中で電話を切られたこともありましたし・・・。大学時代の課題の多さには辛いと思いました。
Q6　留学して一番嬉しかった出来事は何ですか？
会話が少し出来るようになった時は嬉しかったですし、大学を卒業出来た時はとても嬉しかったです。
Q7　留学して日本とのギャップに驚いたことは？
公共交通機関が日本ほどしっかりしていない。いつも路線工事をしていて、一体何年かかるんだ！？って驚きます。後は、日本よりお店の閉店時間が早い。5時には閉店します。
Q8　永住権までのプロセスを教えて下さい。
語学学校→ACUアドバンスディプロマコース→ACU バチェラー（看護学部）コース→永住権申請+IELTSテスト
Q9　留学してから、以前と考え方が変わった事があれば、教えて下さい。
留学する事で、いろいろな国の友人と知り合う事が出来、留学先の国の事だけでなく、他の世界も知る事が出来たと思います。また、海外で住む、留学することで、日本の良い点・悪い点も感じることが出来ました。

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